ヘブンバーンズレッドで引退者が続出したと噂されている超高難易度ボス「フラットハンド」。
ぶっちゃけ重課金者でもない限り、このボスは徹底的な前準備なしではクリア不可な難易度となっていますので、今回は実際に私がクリアに漕ぎ着けた方法や、もっと楽になりそうな攻略方法などもご紹介いたします。
フラットハンドの特徴
まずは、簡単なおさらいとしてフラットハンドの特徴についてご紹介いたします。
全部で第3形態まである
このフラットハンドは全部で第3形態まで変身します。
当然、第1形態よりも第2形態の方が火力が増しますし、雑魚敵を召喚してきたりDP回復など冗談抜きで泣きそうな難易度設定になっています。
なお、少しネタバレになりますが第3形態まで行けばどれだけボロボロでもクリアできますので、その点は気にせず第2形態撃破までを目標に対策を行っていく必要があります。
もちろん回数制限スキルの使用回数も引き継がれてしまいます。
なお、フラットハンドは形態によって弱点が変化します。
弱点属性 | 耐性属性 | |
第1形態 | 火・雷・氷・光・闇 | なし |
第2形態 | 光・闇 | なし |
第3形態 | なし | なし |
攻撃は全て高火力の全体攻撃
フラットハンドの攻撃は全て全体攻撃となっています。
第2形態で召喚するフィーラーは単体攻撃。
しかも、この全体攻撃が異常なほど高火力となっており、レベルの低いAやSキャラでは満タン状態であっても一撃でのDPが0にされてしまう位に絶望的な火力です。
雑魚敵の行動
第2形態のフラットハンドが召喚するフィーラー(雑魚敵)ですが、こいつが意外と厄介な存在となっています。
というのも、こいつ自体の脅威度は単体攻撃ですし火力も低いので、フィーラーの攻撃で倒される事はありません。
しかし、この雑魚敵の攻撃には防御力ダウンのデバフが毎回付与されてしまうので、ただでさえ痛いフラットハンドの攻撃が更に脅威的な攻撃となってしまうのです。
加えて、フィーラーを無視してフラットハンドだけに集中していると、最悪な事にDPの全体回復も使用してくるようになります。
なので例えフラットハンドのDPを割り切って破壊率を上げている最中であっても、DPを復活させてしまう極悪なお邪魔虫となるのです。
フラットハンドの行動パターン
フラットハンドの行動パターンはランダムではなく、固定のパターンで行動してきます。
なので、微課金・無課金ユーザーはこの行動パターンを先読みして行動しないと絶対にクリアは出来ません。
第1形態 | ||
第1ブレイク前 | 第1ブレイク後 | |
1ターン目 | 全体攻撃 | 攻撃なし |
2ターン目 | 攻撃なし | 全体強攻撃 |
3ターン目 | 全体攻撃 | 全体攻撃 |
4ターン目 | 全体攻撃 | 全体攻撃 |
5ターン目 | 全体攻撃 | 攻撃なし |
6ターン目 | 攻撃なし | 全体強攻撃 |
7ターン目 | 全体強攻撃 | - |
8ターン目 | 攻撃なし | - |
9ターン目 | 全体強攻撃 | - |
第1形態のブレイク前は全9ターンをループし、ブレイク後は全6ターンをループします。
そして、いくつかのタイミングで攻撃をしないターンがありますので、この時にAやS&P500のバフ・デバフを使用する事となります。
第2形態 | ||
第1ブレイク前 | 第1ブレイク後 | |
1ターン目 | 全体攻撃+雑魚敵召喚 | 全体超強攻撃+雑魚敵召喚 |
2ターン目 | 攻撃なし | 攻撃なし |
3ターン目 | 全体強攻撃 | 全体強攻撃 |
4ターン目 | 全体超強攻撃 | 攻撃なし |
5ターン目 | 全体超強攻撃 | 全体強攻撃 |
6ターン目 | 全体攻撃 | 全体超強攻撃 |
7ターン目 | 全体強攻撃 | 全体超強攻撃 |
8ターン目 | - | 全体攻撃 |
9ターン目 | - | 全体強攻撃 |
第2形態はブレイク前が7ターン、ブレイク後が9ターンのループとなります。
しかも、第1形態に比べて明らかに攻撃なしのターンが少なく、かつ多段ヒットする全体超強攻撃のDeath Stabを使用してきますので、この時に凸が進んでいないAやSを出していると、例えDP・HP共に満タンであっても1ターンでゲームオーバーになる可能性もあります。
フラットハンドに向けた前準備
続いては、フラットハンド戦に向かうために必要な前準備についてご紹介いたします。
キャラの強化はMAXまで
まずは基本となるキャラの強化について。
これに関しては、MAXに近い状態まで強化を行っておきましょう。
キャラレベルはもちろんのこと、能力強化に関しても出来うる限り最大強化に近い状態にまで持っていきましょう。
スキルレベル上げも必要
次に必要な前準備は、キャラのスキルレベルを上げる作業です。
フラットハンドの脅威はその高火力だけでなく、異常に硬いDPにもありますので、火力系のスキルレベルを上げる事はそのままクリアの可能性を高める事に直結します。
特に回数制限付きのスキルは、スキルレベルを上げる事で使用回数を最大4まで上げる事が出来ますので、そこを最低ラインとしてできる限り強化していきましょう。
精神モリモリ編成に
次に必要な準備は、とにかく精神をモリモリにしておく事です。
というのも、フラットハンドの全体攻撃はなんと精神を上げる事で被ダメを減らす事が出来るのです。
正直前準備の中でも個人的にこの精神モリモリが一番重要なポイントだと感じています。
具体的な精神の盛り方は、ショップで全員分の「アンブロークン」というブースターを購入し装備、そしてチップは全て「耐久チップⅢ」にする事で、かなり精神を盛る事が出来ます。
これに加えて、精神+38に出来る星5アクセサリー「退魔のブレス」も全員分揃えておくべきです。
これでも耐久がキツい場合は、装備の+枠を解放して精神+を付けるという方法もあります。
炎のリングは必要?
3月後半になって新しく追加されたダンジョン「炎の回廊」では、初めての星6アクセである炎のリングを入手できるようになりました。
もちろん、それだけ能力値の高い装備ですし、炎キャラにとっては炎ダメージUPの効果もある為フラットハンド戦でも有利になるので、余裕がある方はアタッカー分は揃えた方が良いでしょう。
実際にフラットハンドをクリアした攻略方法
それではここからが本題。
実際に私がフラットハンドを倒した方法についてご紹介いたします。
編成について
まずは、クリアした時の編成について。
アタッカー | 配布SS茅森 |
アタッカー | SS山脇 |
ブラスター | SSビャッコ |
ヒーラー | SSタマ |
バッファー | SS東城 |
バッファー | S華村 |
一度、バッファー1人編成で挑んだ事がありましたが、圧倒的に火力が足りず最終的に回復スキルの使用回数が尽きてしまった為、バッファー2体編成で出来る限り短いスパンで高火力を出せる編成に仕上げました。
なお、バッファーに関してはSでも可能でしたが、ヒーラーやアタッカーに関してはSSじゃないと厳しいと感じました(汗)
基本的な立ち回り
フラットハンド戦の基本的な立ち回りは、第1形態の間にオーバードライブをMAX3まで貯めた状態で倒します。
そして、第2形態になった2ターン目(攻撃なしのターン)にオーバードライブを使用して一気に削り切るという戦法を取る必要があります。
というのも、フラットハンドの特徴でご紹介している行動パターンにもあるように、第2形態になると攻撃が熾烈になり下手すると一気にやられてしまうリスクがあります。
なので、理想的な攻略方法としては第2形態は相手に出来るだけ行動をさせずに倒し切るという方法となります。
第1形態の立ち回り
第1形態では、とにかくエンハンスやカンタータ、ドーピングなどのバフを何重にもかけ続けアタッカーはオーバードライブが溜まるまでは通常攻撃のみとなります。
なお、バッファーがAやSキャラの場合はフラットハンドが攻撃しないターンのみ前衛に出して、バフをかけ終わったら直ぐに後衛に引っ込めるという事を繰り返します。
オーバードライブが溜まりきる、もしくは第1形態を倒しきる間にMAXまで貯まるというタイミングになったら総攻撃を仕掛けます。
そして、DPを割り切ったら一旦アタッカーの手を止め、ブラスターで破壊率をMAXの300まで上げてからアタッカーの攻撃を再開させます。
ただし、回数制限スキルに関しては第2形態で使用する分も残るように調整する必要があります。
第2形態の立ち回り
フラットハンド第2形態では火力が異常に上がりますし、何より攻撃のないターン頻度が一気に減ってしまいますので、2ターン目の攻撃なしのタイミングでオーバードライブを使用して、一気にDPを削り切りましょう!
欲を言えばそのままHPも削り切りたいところですが、火力が足りない場合は最低でもDPは割り切る事を目標にします。
なおDPを割り切った後は、第1形態と同じく先に破壊率を上げてからアタッカーのスキルを使用するようにします。
もし、オーバードライブ中に倒しきれなかった場合は、雑魚敵のDP回復/復活にも気を配りつつ、またバフを切らさずにスキルを打てる様に立ち回りましょう!
もっと楽にフラットハンドを攻略する方法
実際に自分でクリアしてみた立ち回り方と、色々な方の攻略動画などを比較して判明したことの一つに、デバッファーを一人連れていくだけで更に攻略しやすくなるという事実に辿り着きました。
というのも、フラットハンド相手に高いダメージを与えるためには「バフを重ねがけする」という方法もありますが、「防御力ダウンのデバフを付与する」という方法もあります。
通常、このデバフは基本的にはデバフ付与したターンしか効果を発揮しないので使い所が難しい要素ではあるのですが、フラットハウンド第2形態のようにMAX状態のオーバードライブ中は、オーバードライブが切れるまではデバフ効果が持続するというメリットがあります。
これは一度スキルを使うと効果が切れるエンハンスなどのバフと比べてかなりSPコスパが良く、防御ダウンのデバフの重ね掛けも有効であることから、うまくいけば私の微課金アカウントでもオーバードライブ中に仕留め切れる可能性も出てくるのです。
なので、私の場合であればバッファー1名にデバッファー1名という編成の方が上手くいく可能性があったのです。
もちろん、これはあくまでも選択肢の一つでしかありませんので、自分の手持ちキャラを確認して最適な編成をする事を第一に考えましょう!
まとめ
以上が、ヘブバン3-21のボスであるフラットハンドの攻略方法となります。
ぶっちゃけ、このボスに関しては「無課金でもクリア可能」とは無責任にも発言することは出来ないボスだと感じました。
それ程までに凸の少ないAやSでは一発も攻撃に耐える事が出来ない絶望的な状況です。
加えて、ガチャ結果次第ではクリアに必要な役割が出来るキャラが揃わず、ガチャ石が貯まるのを待たなければいけないという方も少なからず出てくると思います。
が、初めのリセマラで妥協せずにしっかりとSSを揃えていれば、かなり泥臭い方法ではありますがクリア自体は可能なボスですので、ここでご紹介の内容が少しでも役に立てばと願います。