フィギュアを購入してただ飾るだけでは満足しないという方は、回転台(ターンテーブル)を使ってディスプレイされる方もいるでしょう。
しかしこの回転台(ターンテーブル)に関しては、いくつか注意点が存在するのです。
そこで今回は、そんな回転台(ターンテーブル)購入前に知っておくべきポイントについてご紹介します。
回転台(ターンテーブル)を購入して困った事
それでは、不用意に回転台(ターンテーブル)を購入すると、どういった事が起こるのか、具体的にご紹介していきたいと思います。
ちなみに、初めて購入した回転台(ターンテーブル)はこちらのソーラー仕様のものとなります。
音がうるさい
まず、一つ目に「やってしまった」と感じた点は、回転台(ターンテーブル)のモーター音がうるさいという点です。
しかも、厄介な事に今回購入した回転台(ターンテーブル)は2個セットなのですが、片方はモーター音は聞こえるけどそこまで大きくないほどですが、もう一つがかなりの音量で耳障りになってしまう程なのです。
つまり、商品によって品質にバラつきがあるのです。
なので、レビューで「静か」というコメントがありましたが、これは偽レビューではなく単に当たりの個体が届いたという事なのでしょう。
サイズが合わない
2つ目に困った事としては、展示しようとしているフィギュアの台座のサイズと回転台(ターンテーブル)の台座のサイズが合っていない(フィギュア台座の方が大きい)という点です。
初め回転台(ターンテーブル)を選んでいた時に着目していたのは、フィギュアの重さに耐えられる回転台(ターンテーブル)かどうかというポイントでした。
が、基本的にこのポイントはほとんどの回転台(ターンテーブル)の条件でクリアできていたので、問題ないと考えており、台座の大きさに関しては目に入っていなかったのです。
その結果、どういう事が起きたかというと、基本的にフィギュアの台座の裏側は、フィギュア本体の固定部分のみ突起が出ており、その突起のせいで小さな回転台(ターンテーブル)に乗ると、フィギュアが傾いたまま回転する事になるのです。
これによりフィギュアは不安定なまま回転しますし、重心が片方に偏りますので、回転速度も歪になってしまったのです。
ソーラーが機能しない
上記の台座のサイズ問題にも起因する点ではありますが、フィギュアの台座の大きさや横幅の大きなフィギュアの場合は、ソーラー発電タイプの回転台(ターンテーブル)が機能しない事があります。
その理由は単純明快、フィギュアの台座などが照明を遮ってしまい、ソーラーパネル部分に光が当たらなくなってしまうのです。
こうなってしまっては当然ソーラーが機能しませんので、フィギュアは回らずにただ斜めになって止まっているだけになるのです。
フィギュアの回転台を購入する際のチェック項目
それでは、実際にフィギュアの回転台(ターンテーブル)の購入を検討する際には、どの様な点をチェックするべきなのか。
上記でご紹介の失敗談を加味して、改めて確認していきましょう!
台座よりも大きなサイズ
まず、何よりも大事な選ぶポイントとしては、そもそも回転台(ターンテーブル)がフィギュアの台座よりも大きなものであるかどうかという点でしょう。
耐久重量に関しては基本的に全ての回転台(ターンテーブル)がクリアしている数値ですので、それよりも実際に飾った時にフィギュアが傾いてしまわない様に、サイズを最重要ポイントとしてチェックすべきでしょう。
もちろん、フィギュアの台座の裏側の凹凸を自分で埋めてしまうという方法もありますが、失敗したら取り返しがつきませんし、万が一穴埋めの材料がフィギュア本体についてしまったりすれば、それだけで価値が激減してしまうので、あまりオススメはできない方法ではあるでしょう。
ソーラータイプは結構リスキー
現状、アマゾンなどで販売されているソーラータイプの回転台(ターンテーブル)は、私がチェックした限りほとんどが中国産です。
そしてレビューも、高評価と低評価が両極端になっているものがほとんどですので、サクラレビューや品質のバラつきが激しいものである可能性が極めて高いです。
なので、個人的な見解ではありますが、回転台(ターンテーブル)に関してはソーラータイプのものは避ける様にした方がいいでしょう。
ただ、めちゃくちゃ安いので、「試しに」程度の気持ちで購入する分にはある意味面白いかも知れませんね^^;
ギアの駆動音が小さいものを選ぼう
3つ目のチェックポイントとしては、やはりギアの駆動音が小さいものを選ぶという事です。
が、これは実店舗で購入しようがアマゾンで購入しようが、実際に電源を入れて稼働させてみない事にはなんとも言えない部分ではあります。
アマゾンのレビューで判断しようにも、偽レビューの可能性も大いにありますので完璧に調査する事ができない項目ではあります。
ちなみに、完全無音の回転台(ターンテーブル)は存在しません。
そんな中で、実際に私が2台目として音が小さいであろうと目星をつけた(実際に音は小さめだった)回転台はこちらです。
全然マシと言えるレベルの音量でしたので、購入を検討されている方は参考にしていただければと思います。
まとめ
フィギュアの回転台を使用すると、それだけでフィギュア鑑賞のレベルが大幅に上がりますので是非とも取り入れていただきたいものではありますが、購入の際には注意が必要です。
注意点
- サイズは小さ過ぎないか
- 音の大きさは大丈夫か
- ソーラーは基本NG
これらのポイントは実際に私がフィギュアの回転台(ターンテーブル)の購入で失敗したポイントですので、皆様はこういった失敗が無いように気を付けていただければと思います。