アニメもゲームも人気爆発中のウマ娘(Cygames)!
レビューのかなり好評でTwitterのトレンドにも頻繁に登場しているアプリですが、一部「難しい」という声もちらほら聞く事があるので、実際に無課金でどこまで出来るのか試してみたいと思います。
ウマ娘はどんなゲーム?
まずはウマ娘を触った事がない方に、どの様なゲームなのかをご紹介していこうと思います。
ジャンル
ウマ娘のジャンルはシミュレーションに分類され、いわゆるサクセス系のゲームとなります。
具体的には、手持ちのキャラを育成していき、レースに勝たせてファンを獲得していくゲームとなっています。
なお、手持ちのキャラはチュートリアルで数体手に入りますが、それ以降は現状ではガチャかチケットでの入手のみとなっています。
ガチャ要素
このゲームのガチャでは、育成ウマ娘ガチャとサポートカードガチャの2種類が存在しています。
育成ウマ娘は実際に育成してレースに出場するウマ娘の事で、サポートカードは育成中の各トレーニングで一緒にトレーニングに参加してくれるウマ娘の事になります。
育成ウマ娘に関しては、育成難易度は異なるものの基本的には推しキャラを、ある程度ゲームを進めていけばミッション達成やPVPのために各適正キャラを満遍なく育てる事になります。
ただ、サポートカードに関しては育成のしやすさや強力なスキルを覚える手助けができる重要なものですので、攻略には育成ウマ娘以上に重要な要素となっています。
育成要素
このゲームの育成に関してですが、1回の育成を行い切ると育成ウマ娘のステータスは毎回リセットされてしまいます。
なので、毎回育成スタート時には初期ステータスの状態から始まり、育成ウマ娘の積み重ねという概念が薄いゲームです。
ただし、育成の努力が完全に無駄になるわけではなく、育成終了時のウマ娘のステータス等から「因子」と呼ばれる育成ボーナスが誕生し、その因子を他のウマ娘の育成の時に使う事で通常の育成よりもステータスの数値が上昇したり、スキルの継承などもできる様になるのです。
また、育成ウマ娘には育成していない時に、特定のアイテムを使って覚醒させることや、才能開花(星上げ)を行う事もでき、これらは育成が終了してもそのままキープされます。
ボイスの有無
ウマ娘ではストーリーなどにはボイスが付いており、プリコネと同じ様に再生時にボイス有無を選択する事が出来ます。
ただ、フルボイスというわけではなく、育成時の会話などはパートボイスのみとなっています。
もちろんレース中の実況などはフルボイスですので、臨場感が損なわれる事はありません。
PVPあり
このゲームにも、もちろんPVPコンテンツ(対人戦)はあります。
その際に使用するのは育成ウマ娘なのですが、ここでレースに出すウマ娘は初期値のウマ娘ではなく、育成が終了した時点のウマ娘のステータスとなっています。
なので、育成で良い結果を残す事が出来たウマ娘ほど、PVPでも活躍する事ができる様になっています。
ウマ娘の良かった点
それでは、ここからは実際に無課金でウマ娘を遊んでみて感じたレビューをしていこうと思います。
ということで、まずは遊んで良かった・凄かったと思った点からご紹介していきます。
とにかくクオリティが凄まじい
とにもかくにも、ゲームのクオリティがずば抜けています!
さすがCygamesといったところでしょうか、メチャクチャ良く出来ています。
具体的には「全部」と言いたい所ですが、それだと伝わらないので部分的にお伝えしますと、レースの臨場感、3Dキャラの表情や動き、レース勝利時のライブ映像などなど、マジで開発に金がかかってるなと感じまくりです。
そもそもこのゲーム、リリースを3年近くも延期しており、一度完成間近にあったものを全て作り直したりと、開発側も妥協せずに作られたアプリなのです。
そういう事もあってか、細かいところまで本当によく出来ています。
無課金でもURAファイナルで優勝できる
次に、タイトルにもある通り私は無課金でウマ娘をプレイしたのですが、無課金の状態でも育成の最終ステージであるURAファイナルに優勝する事ができました。
これが無課金では育成を最後まで進める事が出来ないという状況であれば、若干苦言を呈するかも知れませんでしたが、全くもってそんな事はありませんでした。
もちろん、育成ウマ娘をどのキャラにするかによって育成の難易度が異なりますし、持っているサポートカードとの相性次第でも状況は変わるので、全キャラ可能とまでは私の口からは言えません。
ただ、因子によるステータス上昇だったり、無課金でも結構石が溜まりますので、相当運が悪くない限りは無課金でも大丈夫でしょう。
レースの臨場感・迫力がすごい
3つめに良かったと感じた点は、とにかくレースの臨場感・迫力がかなりあり、スマホゲームに声が出てしまうほど興奮したのは初めてでした(汗)
流石にここまで声が出る事はありませんがw、それでも心の中ではこれくらい盛り上がれるクオリティとなっています。
感動して泣きそうになる
前述でもご紹介の通り、このゲームのウマ娘は実在の競走馬の名前が使われてます。
中には1勝も出来ずに競走馬を引退する事になった馬や、レース中の骨折が原因でそのまま安楽死に至ってしまった馬も含まれており、それらの名前を引き継いでいるウマ娘がレースで優勝する様子を見ていると、普通に泣きそうになってしまうのです。
ハルウララ優勝出来たー!
よく頑張った(;ω;) pic.twitter.com/xM4GshRBlu— yuyu (@okimiya283) March 13, 2021
ちなみに、私は元々競馬には興味はなく、ウマ娘をきっかけにそういった歴史を知る事になりましたが、そんな歴が浅い私ですら半泣きになってしまうので、私と同じく競馬知識0の人がやっても感動できると思います。
あとは、これまたウマ娘のゲームをきっかけに見始めたアニメの影響もあるかも知れませんね^^
ウマ娘の難しい点
上記に対して、ウマ娘を無課金で遊んでいて「ここはチョットなぁ〜」と思える点についてもご紹介いたします。
人によってはこれから紹介する内容が原因で快適に遊べない可能性も出てくる内容となっています。
一回の育成が長い
まず、現状私が一番大変に感じているのは、一回の育成にかかる時間が30分近くかかってしまう点です。
この育成にはスタミナ(時間経過で回復)を30消費して、育成1クールを行う事が出来ます。
が、この育成が序盤で失敗して早々に終了しない限り、30分近くかかってしまうのです。
もちろん、育成中の会話などは全てスキップしていてこの時間なので、社会人や忙しい学生にはスタミナを溢れさせずに育成するには時間が足りないのです。
一応、デイリーミッションにも「育成を行う」という項目がありますが、このミッションは1回育成するだけで達成できますので、そこまで苦にはなりません。
なので、最低限デイリー達成分だけで良いという方は問題ありませんが、スタミナを無駄にしたくないという方にはかなり拘束時間の長いゲームとなってしまうのです。
運要素が大きい
次に、このゲームはトレーニング成否やウマ娘の調子、レースの勝敗など様々なところで運の要素が絡んできます。
なので、全く同じ手順で育成を行なったとしても、その時の運次第でより好成績を残せたり、逆に全然ダメダメな結果に終わってしまう事もあるのです。
特に、初めて育てたウマ娘を因子獲得やサポカ強化などを行ない準備を整えて再度チャレンジしたにも関わらず、強化前の成績以下になってしまうのはどうにも納得がいかないのです。
もちろん、レースに関わる運の要素はステータスの調整や獲得スキルの種類である程度は回避できますが、それでも不可避な状況に追い込まれてしまう事もあるのです。
育成難易度の差
最後に育成難易度の差について。
各ウマ娘には適性があり、「逃げ」「先行」「差し」「追い込み」と4つの脚質(作戦)が存在します。
この内「逃げ」と「先行」に関しては、序盤から先頭グループに位置取りをするので、レース終盤に他のウマ娘に囲まれて前に出れないという事はほとんどありません。
が、「差し」「追い込み」に関しては、終盤に後ろから一気に前に抜ける作戦となりますので、それまでに馬群に飲まれてしまうと一向に抜け出せなくなり、ステータス的には1位を取れるのに10位以下という結果になってしまう事もあるのです。
なので、「逃げ」に対して「差し」「追い込み」の育成が非常に難しくなってしまうのです。
実際、星3キャラのスペシャルウィークとオグリキャップの2体(いずれも逃げ適正なし)でゲームをスタートしたのですが、一向に最終ステージまで到達する事が出来ませんでした。
逆に、チュートリアルで入手できる星1の逃げ馬サクラバクシンオーは、簡単に最終レースを優勝する事が出来たので、育成難易度がかなり大きいゲームとなっています。
まとめ
以上が実際に私がウマ娘を遊んでみた感想となります。
残念ながら、本業の仕事もあるのでスタミナを溢れさせてしまう事が多々ありますが、それでも普通に遊べていますし、未だに面白いと感じれています。
なので、ウマ娘は継続して遊ぶアプリとして私のiPhoneに残す事が決定しましたw
ただ、平日は忙しくて30分もゲームに当てる時間が確保できないという方には、このゲームを遊ぶのは難しいかも知れませんね。
育成途中で止める事もできるので、日を跨いで育成を進める事も可能です。